すぐに動けるは立派なスキル
テキパキ動く
上司が外出先から帰ってきて、「今日は暑いなぁ」と貴方に話しかけました。
それに対し「本当に暑いですね」とにこやかに返したのでは、まだスッキリ思考ができているとは言えません。「エアコンを強くしましょうか」「冷たい麦茶を持ってきます」などとすぐに動くのが正解。重要なのは行動です。
このようにフットワーク軽く動くことができる人間を「太鼓持ち」などと揶揄する傾向がありますが、そんなやっかみに耳を貸す必要はありません。
人より早く行動に移せるということは、人よりも高い能力を持っている証拠です。「すぐに動ける」というのは素晴らしいスキルで、1つ動けば、どんなに小さなことでも一歩前に進みます。一方、行動がなければ同じ場所で足踏みすることになります。
自分ができること、やるべきことあるのならテキパキ動いてどんどん片づける。これがいつもスッキリした気分でいられる唯一の方法です。
何事も後回しにしないで、すぐに行動する
どんどん始末する習慣を
私のような自営業者は、自分でやらなければならないことがたくさんあります。その中には、仕事に直接関わることだけでなく、経理の処理なども含まれます。何回も利用したタクシー、打ち合わせに使った喫茶店、資料として購入した書籍。こうしたもののレシートが一日の終わりには財布にギッシリと溜まります。
これを暇なときにまとめてやろうと考えてしまうと、えらい目にあいます。その日のうちならどんな用件に使ったのか記憶も鮮明ですが、3日も経ったらアウト。思い出すために無駄な時間がかかるのです。
だから私はどんなに疲れていても、その日のうちにすべて整理するということを、毎日繰り返しています。
脱いだ服の始末などもそう。面倒でも脱いだ上着はクローゼットのハンガーに掛けるべきであって、椅子の背もたれに掛けてはいけません。その時は一瞬ラクかもしれませんが、そこからクローゼットに持っていく必要があり、二度手間になってしまいます。
会社で回ってきた書類も、「あとで」を脇におかずにその場でチェックし、次の人に渡しましょう。
会議後に報告書を作成しなければならないのなら、翌日に持ち越さず、その場ですぐにやっつけましょう。
最も効率的な方法はなにか。一見効率的なように思えて、実は非効率なことをやっていないか。
スッキリ思考を心掛けていれば、間違った方法を取らずに済みます。
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