行動が伴うことこそ
だったらやってみろ
整理整頓だとか、ポジティブシンキングだとか、古くから言われている普遍的なテーマについて、ときどきベストセラーが出ます。
すると必ず文句を言う人がいます。
「誰だって知っていることをいまさら」
「同じことを私も考えていたのに」
「あんなの、俺だって書けるよ」
だったら書け。です。
自分で動くことができない人に限って、評論だけは一人前にしたがります。
しかし評論は本人になにももたらしません。
行動こそが貴方に結果をもたらしてくれるのです。
スッキリ思考ができないでいる人にとって行動を起こすことは本当に難しいらしく、私のセミナーでもそうした受講生をちらほらと見かけます。
セミナーで語るのは、あくまで私の方法論です。
私と同じようなことをする必要はないし、どこか参考にできる部分を一つでも見つけて実際に行動してくれればいいと思って話をしています。
ところが最前列に座ってびっしりとメモを取るような勉強家なのに、なにも行動に移さず、また次回のセミナーに現れる人がいます。いくら勉強しても、そこに実際の行動が伴わなければ、それは絵にかいた餅です。
何事につけ、自分から動く
自分で動くにはスキルがいる
私はいろいろな仕事をしているので、さまざまな分野の人たちとチームを組むことがあります。
交流会の仕事なら広報、集客に強い人、ブログの仕事なら専門性を持った人その道のプロと組んだりします。
その仕事内容によって組む相手は違うけれども、それぞれがプロであり、果たしてくれる役割があるから組むのです。
ところがときどき恐ろしくいい加減なことを言ってくる人がいます。
「なにか面白いことをやりましょうよ」
その「なにか」を自分で提案もせずに、ただ近寄ってくる。
私のような人間にくっついていればおいしい思いができそうだと考えているのが見え見えなのです。
もちろん私はこういう人と関わりません。
本人がきちんとしたスキルを持っていれば、放っておいても面白い話はやってきます。
また人の力を借りようなどと考える前に、自分で動きたくて仕方なくなります。
そうやって自分から動くから経験値が増え、スキルもアップして、より面白い話がやってくるというスパイラルも起きます。
良い人生を送りたかったら、何事につけても自分から動くことが絶対に必要です。
おいしい話を探す人はおいしい話にひっかかる人。
自分の力を出し惜しんでところにいい成果など生まれるはずがありません。
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