情報は収集するだけではダメ
海外メディアに目を向けろ
外資系企業のコンサルティングに携わるようになってからというもの、嫌でも海外の情報に敏感になりました。
さほど英語が得意なわけではないので、どこまで的確に内容把握できているか不明ですが、インターネットの海外サイトは頻繁にチェックしています。
ときにはグーグルの翻訳機能を使って、英語と格闘することもあります。
それでもだいたいのことがつかめれば、知らないよりもはるかにいいと思っています。
そこには私たち日本人が知らずにいた重要な情報があふれているのですから。
原発事故報道でもわかったように、日本のメディアが伝えないことはたくさんあります。
貴方の仕事が非常にドメスティックなものであっても、もっと海外のメディア報道に触れ、大いにショックを受けてください。
たとえ日本人しか相手にしない寿司屋だとしても、海外の寿司報道について知っているのとまったく知らずにいるのでは、成長度合いも心のありようも違ってくるはずです。
スポーツの世界は、もはや海外の情報に鈍感では太刀打ちできません。
柔道も日本のものだ固執するのは意味がなく、強国フランスやキューバなどから多くを学ばなければ衰退の一途をたどってしまうことになるでしょう。
情報にはもっと気楽に素早く接することが重要。
絶えず更新されているのですから、難しく考えていると置いて行かれます。
情報はすぐに古くなる
情報は新しくてナンボ。
自分の脳に蓄積されているデータもどんどん更新していく必要があります。
だから私は、雑誌は読んだらその場で捨ててしまいます。
読んでいないページがあっても家に持ち帰りません。
翌日にはまた別の、新しい週刊誌が書店に並ぶのだからそちらから情報を得たほうがいいと思うからです。
ましてや新聞などとっておく理由はゼロ。
なんでもインターネットで検索できる時代ですから、どれほど重要な記事であっても、スクラップなどは時間の無駄です。
書籍もたくさん買うけれど、つまらなければ途中で捨てます。
面白ければ線をひいたり必要なページを破ったりして使い切ります。
「もったいない」という思考を持つと、より大切なモノを見失ってしまいます。
情報は、収集するだけで終わってはダメ。
精査し活用して初めて意味があります。
そのためにも、広く海外情報もゲットし比較する積極性や、絶えず新しいものを取り入れるスピードが求められます。
情報が溢れている時代だからこそ、意識を強く持たないと危険。
情報に操られる人にならないでください。
コメントを残す