戦略とは?
戦略とは、企業が「すすむべき方向」「すすんでいくための方法」です。
ZMOT(ジーモット)を戦略で活用する。
ZMOT(ジーモット)とは、Ziro Moment of Truthの略で、「ゼロ個目の真実の瞬間」といういみです。
ZMOT登場のきっかけは、2011年にGoogleが行った大規模な消費者調査でした。
5,000人の消費者と12の商品カテゴリーを対象に、消費者の購買行動を細かく分析したのです。
その結果、消費者は購入前に相当な量の情報を収集していることが判明したのです。
そして、従来の広告は「興味を喚起する」役割しか果たさなくなってしまったことも判明したのです。
ZMOTのの考え方は次の顧客の4ステップの行動となります。
1.刺激
2.情報収集
3.棚
4.体験
この情報収集の段階で、買い手は非常に多くの情報を集め、自らの意志で、自分の集めた情報に基づき、購買の意思決定を行うことが明らかになりました。
ZEMOTのポイントをコンテンツマーケティング戦略に取り入れるべき理由。
①購買者は、商品の購入前に、自分で相当な量の情報を収集している。
②情報収集の段階では、平均して約11件の情報源に接触している。
③住宅、自動車、金融商品といった「高額」で購買者の「関与度合い」の大きな商品においては、特に情報収集行動が活発である。
④広告は、「興味喚起」の役割しか果たさなくなってきている。
⑤商品ごとに情報収集のタイミングが異なる。
消費財は数日前、自動車は1年以上前から情報収集がスタートしている。
商品を探す時代から、情報を探す時代に変化してきた。
決して広告が必要でなくなったわけではございません。
広告は、今後も大いに必要とし活用していきます。
これからもテレビコマーシャルや新聞折込広告、公共の場所におけるポスターなどを使って商品やサービスを知ってもらうことは大切な広報活動です。
それに加えて、重要になってくるのがGoogleなどの検索エンジンやFacebook、Twitter、InstagramなどのSNSの存在です。
消費者は、購入したいものがある時、パソコンやスマートフォンなどのデバイスを使って、検索エンジンやSNSで調べるのが一般的になっています。
ZMOTが重要視していることは、消費者が他人から一方的に与えられる情報だけでなく、自らの行動で欲しい情報を探そうとする行動をしているということです。
要するに、ZMOTの考え方で最も重要なことは、「消費者が自らを主体的に情報収集して、意思決定を行う。」ということ具体的に理解しておかなければならないということに尽きません。
ZMOTの登場で、広告の刺激だけでは買い手に選んでもらいにくくなったということが明らかになっただけなのです。
コンテンツマーケティングは、普段から買い手が興味を持ってくれそうな情報を提供し続けることが大切です。
そして、継続的に買い手との接点を維持していくという「戦略」なのです。
そうすることで、買い手の信頼を勝ち取ることで、いざというときに選んでもらえる存在になることが目的なのです。
戦略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
戦略は特定の目的達成のために、総合的な調整を通じて力と資源を効果的に運用する技術・理論である。ただし戦略の定義は時代・地域・分野によってその意味は異なる。戦略はもともと戦争術から戦術と併せて分化した概念であり、軍事学の専門用語であった。 軍事的な分野に限定した定義も一様ではないが、一般的に戦略は戦闘部隊が戦場で優位に立てるようにするための巨視的な策略であり、一連の戦闘における勝利を高次元で最大限に利用する術策である。これに対応して戦術は戦闘において勝利を得るために部隊を運用する術である。 戦略の研究は途上にあり、また日本では戦後に企業の経営戦略のように使用されたり、経済戦略・外交戦略のように政策と同義語として使用されることも多く、また戦略的という形容詞が多用されることも重なって、その定義は拡散している。
3つのこだわり
私たちは、Web戦略を企画するうえで次の「3つのこだわり」を大切にします。