小さなことでくよくよしない
週に2日も休みがある
多くの人にとって、仕事の悩みの半分以上は人間関係の悩み。
仕事自体がうまくいかないことよりも、上司とそりが合わないとか、取引先とうまく付き合えないとかで悩んでいるのです。
それによってうつ病患者が続出しているのだから深刻には違いないのですが、ずいぶん贅沢な悩みだと思います。
会社は週に二日も休みがありますし、夜になれば家に帰れます。
そりが合わない上司はいずれ定年でいなくなるし、その前に異動する可能性もあります。
取引先だって、本当に無理なら担当を変えてもらえばいいだけ。
それであなたの評価が地に落ちるわけでもありません。
ほかで挽回すればどうってことないのです。
いま、職場ストレスを過剰に訴えるビジネスマンが多いけれど、ストレスで言ったら、東京スカイツリーを建てた人たちのほうが遥かに高かったはずです。
一歩間違えれば命に関わる高所で、冬は寒風、夏は強い陽射しに晒されていたのです。
そのうえ大地震にまで見舞われ、いったいどれほどのストレスだったことでしょう。
ああいう現場では、みんなで力を合わせるしかないのですから上司が好きだの嫌いだの言っていられません。
だから人間関係が仕事の悩みのトップに来ているうちは、まだまだ余裕があるのだと思います。
つまらないプライドを捨てる
命までとられるわけではない
人が人間関係で悩むのは、プライドがあるからでしょう。
好きではない相手に不本意に迎合しているうちに、どこかでプライドが傷ついていて、必要以上に大きな苦しみを生み出しているのではないでしょうか。
しかしプライドってなんでしょう。
私は人間はパンツを履いていれば大丈夫だと思います。
少なくともサルじゃない。
それだけで堂々としていればいいのです。
つまらないプライドに支配されると、本質が見えなくなります。
だから、余計に解決が遠ざかります。
たとえば好きな相手とケンカして別れ話が持ち上がったときは、こちらから電話をして謝るのが一番。
それをヤケ酒飲みながら相手が歩み寄ってくるのを待っていても、いい方向にはいきません
仕事ならなおさらです。
自分は迎合しないぞとばかりとんがっていても損をするだけ。
大きい仕事は回ってこなくなるし、手助けをしてくれる人もいなくなるし、なにより会社に行くのが嫌になってしまいます。
仕事の人間関係がうまくいかないと悩む人は、それは自分がつくりだした環境なのだと気づくことが大切です。
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