頂点を想定しない
頂点は極めない
人生において、頂点を極めることほどつまらないことはない。と私は思っています。
たとて一国の首相になっても、オリンピックで金メダルを取っても、世界一の収入を得ても「自分は極めた」と思ったら下り坂しか待っていません。
エベレストもヒマラヤも、名だたる山はすべて登ってしまった登山家でも、別のルートから挑戦したり無酸素で登ったりと、さらなる高みを目指すことはできるはず。
だから私は、自分の頂点を想定したことがありません。
どこまで行ってもそれは通過点だと考えるようにしています。
ただしここで私が言いたいのは、果てしなく苦労しろとか、今の成果に満足するなということではありません。
満足していいのですが、その満足できる成果よりも、もっとすごい成果を残せるのだと思ったほうが、そしてその成果を目指して進んだほうが人生楽しいじゃないかということです。
オンラインマーケターとして認められたくて頑張ってきた私は、それが達成できたことを通過点として、コンサルタントの道も歩み始めました。
いまは様々な業種のクライアントのお手伝いするようになりましたが、それもまた通過点。
もっともっと顧客を広げられると勝手に思っているから、毎日の仕事が楽しくて仕方ありません。
いい仲間を持とう
お互いに高め合おう
だからあなたが今、パツパツの状態で苦しんでいたとしても、それが自分の精一杯だと思わないことです。
実際にそこは通過点で、まだまだ先があるのです。
とくに20代や30代の頃は、仕事が思うように回らないのは当たり前。
私自身、自分の意見が通るようになったのは40歳を過ぎてからです。
これから先、自分はいくらでも伸びていけるのだということを、信じて疑わないでください。
一つの成果に満足せず、そこを通過点として大きく成長するためには、いい仲間を持つことも大事です。
人は孤独のまま頑張ることはできません。
たとえばビズリーチの南壮一郎氏、グリーの田中良和氏、ライフネット生命の岩瀬大輔氏。まったく無名だった頃から切磋琢磨し合い、みんな同じように高いステージに上がってきました。
そして今の自分を頂点とは思っていないから、さらに面白いことをやってくれるでしょう。
南氏はアジア市場にも進出し、次の山を目指しています。
あなたも本当の意味でいい仲間をつくってください。
居酒屋で愚痴を言い合うより、お互いに高め合って次のステージを目指すほうがはるかにいいではありませんか。
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