夢や目標を持てないのは、貴方のせいではない

貴方の心　マイナスシステムに陥ってない？

皆さんは、夢や目標を持っていますか。

こうなりたいな。というイメージをもっていたり、成功者になるべく高い目標をかかげている。という方はいらっしゃいますか。もし夢や目標をもっているのなら、今すぐ忘れてください。

なぜ私が「目標や夢を忘れろ」というのか。それは、貴方のメンタルがマイナスシステムに陥っている可能性が高いからです。今の状況で夢を持っても、目標の持ち方を教えても、成功する可能性は低いでしょう。

職人の技術に限らず、会社などでもよく先輩の技術を「見て盗め」と言われます。ところが最近見て盗めない人が増えています。視覚で先輩の仕事ぶりを見て、それを自分の中でもありありとイメージ化し、そのイメージを自分の経験のように潜在意識に刷り込んで自分のものにする。それが「見て盗む」のメカニズムです。

ところがどんなに繰り返しイメージしても、自分のものにできないことがあります。

それは客観的に思い描いてしまうこと。子供のころからテレビやゲームに慣れた世代に多い、イメージ力がないという弱点。イメージするものの、他人事として見てしまう。

これだといくら一生懸命に先輩の技術を見ても、それが自分の目標だという実感がないので、潜在意識の中に残りません。残らなければ再現できない。つまりいつまで経っても盗めないのです。

私たちが目標や夢を叶えようとするとき、その成否を左右するのは、「イメージ力」です。

自分を変えようと思ったとき、「まず目標をもちなさい」「目標を思い描きなさい」とよくいわれますが、

結局目標に向かってのビジョンが残らない。確かに、目標を持つことは大事なのですが、

目標がイメージとして潜在意識に残せるかどうか、ということがもっと大事です。

ところが潜在意識がマイナスシステムにはまっていると、イメージ力がなくなってしまうのです。