トラウマをプラスに修正していくイメージプログラム
トラウマになっているような大きな問題を修正していくためには、ステップが必要です。
次の方法を試してみてください。
トラウマを修正するための「過去のいやな経験を消すワーク」
1.ショックを和らげるため、現実味を緩和し、漫画チックにとらえる。たとえば上司をナスビに見立てる
2.トラウマを、客観的にみる練習。状況を漫画にしつつ、自分の価値を正当化する。
3.良い環境や状況をイメージ。椅子の感覚など、具体的に。
4.良い環境の中に、自分を登場させて、そこにいる自分をしっかりとイメージ
5.トラウマを作った上司を登場させる。同じ環境の中に、上司もいることだけイメージ。ドキドキしたら、リズム呼吸
6.過去のトラウマを客観的に観察することで、気づきを得る。自信を持つ。傷ついた経験を消していく。
ここではそのトレーニングのポイントをあげます。
まずトラウマになっているようなものは、客観的に思い出そうとしてもショックが強いので、オブラートに包みます。
つまり漫画チックにとらえるといいでしょう。
そのとき、自分を価値あるものと正当化することをお忘れなく。
慣れてきたら、
自分が今後、いい経験を作りたい環境、状況をイメージ
します。
それが上のような会社なら、今本当に自分がその会社にいるという感覚で、職場という環境だけをイメージしましょう。
この段階では、「会社に行く」→「上司がいる」と、環境自体もマイナスの条件となっているので、体感のイメージで慣れるのです。その次に、その環境(職業など)に
自分を登場させ、慣れさせます
その環境に慣れた自分を作れたら、
最初にオブラートを徐々に外していきます。
最初は、問題のトラウマの原因である上司が、いつもの場所に座っていることをイメージします。
イメージの中で仕事をするという状況を受け入れるのです。
しかし上司が登場した瞬間に、「あっまだドキドキする」となったらまた呼吸を整えて、やり直します。
もう上司をイメージしても大丈夫かな。というように試しながらでOK
その繰り返しでだんだんなくなってきます。
上司が目の前にいても大丈夫な自分、という経験を残したら、プラスのシステムの準備は上々。
今度は過去のマイナスの出来事、実際に経験した、叱られたり、失敗した、怒られたというような、
実体験のミスを客観イメージで消していく
のです。
メンタルが正常に働いていれば、客観イメージを使い、自分のマイナスの情報を消していけますから、どんどん新しい「気づき」が生まれてきます。
そしてそこで気づいたものをもとに、「今度は上司がこう言ってきたら、こう言い返そう」など、
全部、体感で新しく、いい情報(経験したこともないもの)を作る
のです。
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