人の失敗を自分の体験に組み込みスキルアップする方法
成功する人、天才といわれる人、トップレベルの人たちは、自分の失敗だけでなく、他人の失敗からも「気づいて」「できる」引き出しを作れます。
その方法は、人の失敗を見ながら、頭の中で体感イメージをし、自分の失敗経験と同じように残します。
それを即、他人事として。客観イメージで経験から外して、問題点や解決法に気づき、ああこうすればいいんだなという情報だけを残せるのです。
たとえばわかりやすく会社の例でお話しましょう。
会社で誰かが怒られているとき。たいていの人は、「自分じゃなくてよかった」「ああ、怒られているよ」と他人事としてみていますよね。それを自分の経験値にしておけば、自分は同じ失敗をしなくなります。
その
誰かの失敗を、パッと瞬時に体感イメージで、いったん自分の経験として頭に残す
のです。
なにせ自分のことではないから、客観的に見えるものです。よって「ああ、こうすればいいのに」というように問題点などに気付けて、潜在意識の中に成功体験として情報が作られる。そして、すぐに経験からはずせるので、同じような場面の時に、成功体験という情報だけげ対応ができる。
ただし、ただの他人事として、視覚情報しか見えないと、潜在意識に残らないから要注意。たとえば「やられているよ、バカだねぇ」というのでは、自分に残らない。
ここで大切なのは、
失敗の情報は入れて、外すこと。視覚の情報を入れっぱなしで満足していたら、やらなくていい失敗を繰り返す危険性があります。
イメージの中で事前に失敗を経験する離れ技
誰かの失敗でなくても、自分のイメージの中で失敗しておくという方法があります。
つまり、
体感イメージで事前に失敗を経験しておく。そしてすぐに映像化して、客観イメージで他人事にする。
そうすると、経験としても残るし、失敗しても、ショックがないから早く気づける。そして、気づいたことをもとに、次の
ステップを踏めるのです。
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