心のしこりになっている失敗を「次の成功のための材料にする」
過去に失敗した場面で、今も心に引っかかっていることを思い浮かべます。ただし最初は、決定的に傷ついた事件などは避けてください。
失敗場面を思い浮かべます。
そのときの自分の様子、周囲の人や状況、そこで自分はどう行動し、どんな結果になったかを映画のスクリーンに映すようにイメージするのです。ここでも気を付けるのは、
このワークは体感のイメージではない
ということ。失敗場面のワークはむしろ、あくまでも他人事のように、客観的な視点でやる方法が有効です。
嫌な感覚が出てきたら、リズム呼吸で気持ちを整えて、もう一度客観的にイメージ。また、思い出して嫌な感覚が出てきたらやめて、リズム呼吸・・・。これを繰り返していると、徐々に嫌な感覚が出てこなくなり、客観的に思い出せるようになるはず。
つまり、
自分の経験値から外せたのです。すると今度は「気づける」ようになる。
そしてだからうまくいかなかったんだなと、認められます。
こうして、
うまくいかなかった原因が見つけられたわけですから、あなたにとって失敗はただの失敗で終わったわけではなく、「次の成功へのステップ」に変化した
わけです。
そうやって自分の過去の失敗経験をもとに、その経験情報をプラスにどんどん変えていきます。
成功している自分を先に体験してしまう
それでも「なぜ、あんなことをやってしまったのか」
「こうすればよかったのに」という思いが、沸き起こってくるでしょう。
言い訳したり、自分や周囲の人を責めたくなったら、大きくリズム呼吸して、ただ単にうまくいかなかったと認めます。
失敗を認めた上で客観的に眺める
と、今までは言い訳や後悔、自責感などに邪魔されて見えてなかったことが、見えてくるはず。
次に
まったく違うやり方をしている自分をイメージ
してみます。大切なことを学び、一つ成長した自分です。今度のイメージは体感までありありと。そして「よくやってるじゃないか」と声をかけ、ワーク終了です。
失敗をプラスに変えるための「小さな引っかかりを取るワーク」
1.失敗した場面を映画のスクリーンに映すようにイメージ
2.失敗したときの、嫌な感覚が出てきたら、リズム呼吸
3.もう一度、スクリーンに映った自分をイメージ。そして、リズム呼吸を繰り返す
4.後悔が沸き起こったら、言い訳せずに大きくリズム呼吸。「うまくいかなかった」とだけ単純に認める
5.こうして客観的になり、自分の経験から外せると、「こうすればうまくいったはず」など気づきが生まれる
6.同じシーンで、まったく違う方法で、成功している自分をイメージ。「よくやっているじゃないか」と自分に声をかけて終了
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