脳にもっと働いてもらおう
あなたの頭はまだまだ余裕
「ああ考えすぎて脳がつかれた」「しばらく頭を使う気になれないな」集中力が必要とされる仕事のあとには、脳までグッタリしたような気分になります。そしてそれを口実に甘いモノを食べたりタバコを吸ったり、、、。しかし実は脳には痛点がなく、疲労物質も脳内には出ないので、脳が疲れることはありません。私たちが勝手に疲れた。と思い込んでいるだけです。また締め切り直前、必死に考えたときに凄いアイディアが浮かぶことを火事場の脳力と私は呼んでいます。
みんな普段は頭をフル回転させずに、ピンチのときだけ真剣になるものですが、この脳力をもっともっと使えたら、その人の人生は大きく変わることでしょう。
今年収200万円のひとは、そのままならずっと年収200万円。でもいま年収500万の人が、脳をもっと使ったとしたら年収4000万円も可能なはずです。結局のところ能力とは、「いかに脳を使いこなすか」ということなのではないでしょうか。
脳にスイッチを入れる儀式
あなた独自の儀式
では、自分の脳をどう上手に使えばいいのでしょうか。どうすれば、少しでも多く働かせることができるでしょうか。それには、脳が自ら働きたくなるスイッチを入れて上げる必要があります。
たとえば「場を変える」というのも一つの方法です。デスクの前に座っているより、タクシーや電車などの乗り物に乗っているときにアイディアが浮かぶとか、カフェのように人の行き来があるほうが集中できるとか、その人なりの脳が働きやすい場があるはずです。シャツを着替える、コーヒーを入れる、顔を洗うといったなにかしらの儀式でスイッチが入ることもあります。
あるいは長時間ダラダラ考えるのではなく、3分間などと時間を区切ってしまったほうがいいということもあるでしょう。
人間の脳は3時間考えれば1時間考えた3倍のアイディアが出せる。ほど単純にできていません。どのくらいの時間設定が最も効果的なのかは、人によって違います。
そういう自分なりの方法を見つけ、「働きが鈍ってきた」と思ったらマメにスイッチを入れ替えてやれば、脳はまた新たに活動を始めてくれます。脳がスッキリするスイッチをできれば10個くらい持ちましょう。
1番バカらしいのは、アイディアが浮かばないのに同じところでずっと考え続け、「脳が疲れているから今日はもう駄目だ」などと思うことです。
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