必要なモノを得るための「受信トレーニング」
日常でも、偶然に偶然が重なったような体験をしたことはありませんか。
「私はこうしたい」「こんなものを求めている」というイメージが潜在意識にはっきり刻まれていると、アンテナが働きます。
たとえば、調べたいことや気になっていることがあるとき、関連する新聞記事がパッと目についたり、道を歩いていてもヒントになることがふと目についたりという経験があるのではないでしょうか。
明確にイメージができていると、求めているものは向こうから来るものです。
私自身も、本屋などでよく練習します。「こんな情報が欲しい」と明確に思い描いてから本屋に入り、求めているものをいち早く見つける練習です。自分のリズムになっているときは、関連するコーナーに足を向けたとたん、まるで本の背表紙がこちらへ呼びかけてくるように、必要な情報がすぐに目に入るのです。
2人の人間が発している信号が、互いに引き付けあうことも多いものです。たとえば仕事上の良きパートナーというのは、「こんな仕事ができたらいいなぁ」「こんな仲間がほしいなぁ」といった潜在意識の信号で引き合うように出会っていることがしばしば。
誰かとなんとなくウマが合うということの正体も、潜在意識の信号がなせるワザでしょう。
人間関係が思い通りになる「送信トレーニング」
潜在意識から発するイメージは、相手との関係に大きな影響を与えます。
こうだから嫌なんだ。という思いの代わりに、「こうなってほしい」というイメージを明確にしてみましょう。
具体的に、誰かの問題を思い浮かべてください。「いつも〇〇で困る!」と堂々思っている相手のイメージではなく、
自分が望んでいる相手の姿を、具体的に思い描いてみましょう。
もしそれが実現したら、ふだん繰り返されている嫌な場面はどう変わるでしょう。
お互いの関係は、どのように変わることか。
イメージを明確にしておくと、潜在意識は相手への怒りや不満を立て続けに発言するのをやめて、こうなってほしいという思いを送ることになります。
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