悪い予感というシグナルに感謝
悪い予感、一見あきらかな根拠はない。でもそんな気がするもの。「自分の目標をイメージしようとしても、悪い結果ばかりが浮かんで」という人もいます。こうしたい、ああしたい、と思うのに、不安材料や失敗場面ばかりが浮かんでしまうということですね。それは潜在意識がプラスのシステム下にあって、しっかり働いているからです。
これをメンタルトレーニングでは「潜在意識の知らせ」といいます。どんな不安材料があるのか、どんな問題が放置されているのか、そうしたすべての情報を潜在意識が取り入れて、「今のまま進んでいくとこうなるかもしれないなよ」という信号を送ってくれているのです。
潜在意識からのサインが送られてきたら、ちゃんと受け取る
ことが大切。
「教えてくれて、ありがとう」といえば、潜在意識は納得して役目を終えます。
悪い予感の繰り返し 潜在意識を無視してはならない
中には、いつもいつも悪い予感ばかりにとらわれている人もいます。
これは潜在意識の信号をきちんと受け取らず、同じ回路の中にとどまり続けているからです。
強引な人はそれにも気づかずに突き進んで大失敗したりしますが、潜在意識が働く人は、
「今度こそ気づいてくれ」と繰り返し信号がやってくる。
それをただマイナスを思って足がすくんでしまうので、この目標もダメなのだと考えて、回路がどんどん閉ざされてしまうのです。次は意識の仕事です。
悪いイメージが浮かんだときは、
「ありがとう」と潜在意識に声をかけ、リズム呼吸して回路を切り替えましょう。
「不安材料はどこにあるのか」「どんなミスが考えられるのか」「準備を忘れていることはないか」などを客観的に探ります。
そのうえで、目標に向けてスタートを切り直してください。
これだという
問題が見つかれば、対処も可能です。
何も見つからなくも、リズム呼吸。
リズムが切り替わり、視野が狭くなった状態から、冷静で客観的な状態へと移ります。それだけでうまくいくことも多いのです。
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