杞憂(きゆう)という言葉の意味はご存知ですか?
杞人の憂とも言います。
中国の古代、杞の国の人が、いつか天が崩れ落ちるのではないかと心配で夜も寝られず食事も喉を通らなかったという話です。
馬鹿な話ですが、私達も同じ様な事を知らず知らずのうちに考えています。
年を取ってくると将来や老後の事がとても心配になり、老後資金や健康問題、死についてやあれこれとまだ何も起きてないのにありもしない想像をして夜も寝られなくなります。
この不安定なご時世で更にコロナに追い打ちをかけられ気持ちは分かりますが、必要以上の憂いは取り越し苦労です。
ストレスばかりで心と体に悪いです。
東洋医学の陰陽五行説では憂い過ぎると肺を患う事になってます。
人間は動物と違って考える生き物ですが時には考え過ぎると恐怖と不安で何もできなくなってしまいます。
特に何もしなくてじっとしていると要らぬ事を考えてしまうので、そういった時は少し体を動かすなり趣味で気分転換してみたりしてみてください。
体が凝ってると気持ちも落ち込んでて実際、整体をしてスッキリして表情も気持ちも明るくなって帰る方がほとんどです。
自己管理ができる方は必要ないでしょうが、日々頑張って一番の理解者であり一番大切な自分へのご褒美やお礼をしてあげてください。
きゆう
【杞憂】
心配しないでいい事を心配すること。とりこし苦労。
「そんな事は―に過ぎない」
コメントを残す