昨日は胸式呼吸についてお話しましたので、今日は腹式呼吸についてお話しします。
へその下の丹田に意識を集中して腹で呼吸する事により、上半身の力みが減り、体が温かくなり、煩悩や妄想も減り、脳への負担が減りリラックス状態になります。
すると、自然と呼吸が大きく深く長くなり、怒りや嫌な気持ち等も落ち着き薄れていきます。
腹式呼吸が苦手な人は、悩み事が頭を占領し、足腰が冷えます。
膝が弱く肩がこって首から上がのぼせていたり、首筋が固まっているような人は呼吸が浅く短く速い胸式呼吸による頭に血がのぼった状態で、気血が末端まで十分に行き届いていません。
鬼滅の刃の全集中の呼吸の様に、呼吸を意識するだけで精神状態や体にも甚大な影響を与える事が出来ます。
過呼吸になると呼吸が乱れパニック状態になるのに対し、雪山で座禅や滝行をしてる人は、呼吸が乱れず気を全身にまとわす事により寒さを感じません。
また、火渡りも気を集中し声を出す事により、熱さも感じません。
気と呼吸を練り高める事で刃物も受け付けず鋼の肉体にもなれます。
逆に呼吸が乱れ気が緩むと命を落とす危険もあるので、普段から呼吸を意識するのはとても大事です。
筋トレやストレッチも呼吸が大事なように、整体を受ける時も呼吸を意識して受けると効果も全然違うので是非お試し下さい。
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