日本人は昔からハッキリした色よりも淡い色や、派手な色より落ち着きのある地味な色を好む為、カラフルな原色で育った外国人に比べて色の合わせ方や色彩感覚が悪いです。
色彩感覚やファッションのセンスは、子供の頃に色んな色のおもちゃで遊ばせたり色とりどりの服を着せていると自然と身に付きます。
地味な色の物や同じ色の服ばかり着せていると大人になっても色の合わせ方や使い方が分からないのでダサいセンスになってしまいます。
色にはそれぞれ意味があるように、元来、祭りや儀式の時に魔除けや霊力を高める為に顔に化粧をしたり、体にも模様を描いてました。
歌舞伎の隈取りのデザインや色によって正義と悪を分けてるのが分かりやすい例です。
昔の中国では、黄色や紫色は高貴な色だったので皇帝しか身に付ける事しか許されず、日本でも紫色は高貴な人しか使えず、身分によって色分けをしていました。
相撲のまわしの色や柔道の帯の色で階級が分かるのがそれです。
今では時代劇でもあまり見ませんが、殿様が風邪で寝込んでる時に頭に紫色の鉢巻きをしてるのも厄除けとしてしています。
情熱の赤、冷静な青、と言った様に色によって感情や精神に影響をもたらすので、体調にも響いてきます。
黒い服ばっか着てると暗くなりますし、黒と白だけだとモノトーンになり人生もそんな感じになり物事にも白黒ハッキリつけてしまいます。
ラテン系は街も人も原色で明るく、景気が悪い所は色が暗いように色の影響は侮れないぐらい大きいのです。
あとは、服装で言えばスカートは人から見られるので足を意識するので足が細くなったり、ジャージなど伸びる素材のをはくと締め付けられず伸びて気も緩むので太るように格好も大事です。
体型や品を気にするのであれば、家でもピシッとした格好で姿勢や物事の所作を気にしましょう。
派手な格好をすると恥ずかしくなったり、スーツと革靴だと肩が凝って足も疲れるように、色や服装によって体も心も変わりますので、マッサージや整体の他力に頼るのだけでなく、自力での調整も出来ますので旅行にいけない今こそ色んな格好や色に触れて心身共に健康でいましょう。
コメントを残す