前回は、脳の3つの構造の爬虫類脳についてご説明させていただきました。
今回は昨日の爬虫類脳に続き哺乳類脳についてお話します。
哺乳類脳は爬虫類脳の次に古い脳とされており、爬虫類脳を覆うように脳の中央に位置していて(大脳辺縁系)旧哺乳類脳(猿の脳)や情動脳とも言われています。
扁桃体、海馬体、帯状回などがある大脳辺縁系で成り立っており、快・不快の刺激に結び付いた『喜び・愛情・怒り・恐怖・嫌悪』といった衝動性の感情をコントロールしています。
哺乳類の特徴としては、群れで行動する事です。
哺乳類脳によって得られる愛情という情動は、自分と近い遺伝子を継承する確率を高める事に役立ちます。
これは、仲間と協同して子育てをする集団行動や、非力な子供の育児や保護といった母性的な欲求・本能の源泉です。
また、群れのトップであれば、より確実に自分の遺伝子を残せる事に繋がります。
あるいは、優秀なリーダーに付き従えば子孫を守る事に繋がります。
私達人間がコミュニティーを築いたり、その中で自分を重要な存在だと思われたいのは、この哺乳類脳の性質が関係しています。
さらに、権威に弱い性質も、この哺乳類脳の影響を受けています。
ただ、良い面でほっこりする話をすると、よく動物が人間の赤ちゃんを守ったり、他の動物の赤ちゃんの面倒を見たりする事がありますが、それは本能的に弱者を守ろうとする哺乳類脳ならではの性質かも知れません。
蛇などの爬虫類は自分の産んだ卵を丸吞みする事があるように、人間である哺乳類も爬虫類脳がある為、自分の子どもに戸惑い恐怖や不安にかられると育児放棄をしたり爬虫類脳の防衛本能が変に働いて虐待をして、しまいにはせっかく腹を痛めて産んだ我が子殺すという最悪なケースになってしまいます。
なので、昨日にも言いましたが爬虫類脳を上手く使いこなさないと、自分自身にも周りにも、とんでもない事になります。
脳は怠け者でじゃじゃ馬みたいなものですが上手く扱うと逆にとんでもない奇跡や良い事がおきます。
脳は牽引の法則(引き寄せの法則とも言う)と言って言葉や想いによって現象を引き寄せて来ます。
僕は精神論者でもないですし、脳科学者でもないので大きい事は言えませんが実践したら見事にハッキリと違いが出て来ました。
この事については斎藤一人さんのYouTubuを見て頂けると分かると思います。
ご存知の方もおられるでしょうが脳についてはもちろんの事、病気の因果についてや人間関係やお金についても話されているので楽しんで頂けると思います。
簡単な実践としては何が起きても良い言葉を言って良い気持ちでいようねって感じです。
ボヂィービルダーも体を鍛えた後は筋肉に褒めたりお礼を言ったり、オフの日はしっかり体を休ませて、ご褒美に筋肉に良い物とか好きな物を食べたりと、だらだらせずにメリハリをつけてケアをしています。
体の事はスペシャリストであるこの僕にお任せ下さい。
では、明日は最後の人間脳についてお話しますので最後までお付き合いの程をよろしくお願い致します。
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