脳には一番奥から、爬虫類脳、真ん中が哺乳類脳、そして表面に人間脳と3つの構造で成り立っています。
一番最初に動くのが爬虫類脳で小脳や脳幹の事でもあり、反射脳とも言われ、自律神経の中核である脳幹、大脳基底核、脊髄によって成り立っており、本能を司る脳として交感神経や副交感神経をコントロールし、その役割は主に生命維持です。
3つ話すと長くなるので今日は一番大事な爬虫類脳についてお話します。
この爬虫類脳は無意識でする心拍や呼吸、体温調節、食べ物や飲み物の摂取、性行動に関係しています。
また、暑い寒い、痛い熱いなど身の危険を感じた時に反射的に体が反応するのは、この爬虫類脳の働きです。
他にも爬虫類脳の特徴として、縄張りに対しての防衛本能があります。
人の場合はパーソナルスペースと言って、知らない人や嫌な人が近寄って来ると距離を取るように、自然と勝手に安全でいたいと言う防衛本能が働いています。
爬虫類脳は生きるために必死なので、自己中心的で目の前の短絡的な欲求しか頭にありません。
爬虫類脳のコミュニケーションは4種類しかなく、あいさつ、攻撃・侵略、求婚・求愛、服従です。
まさしく支配するかされるか、奪うか奪われるかの弱肉強食で原始的な脳ですが実はこの脳を上手く使いこなすかが大きなポイントになってきます!
と言うのも、爬虫類脳は過去の記憶に満ちており、過去の経験則にこだわり新しい事や新しい環境を嫌う性質があり、安全でいるためには今までと同じ事をしておけば良いと現状維持を好み、放っておいたら実になまけます!
爬虫類を想像したら分かると思いますが、冷たくてあまり動かないように、そのまんまの性質があるので私達人間は夢や目標ややりたい事があるのに中々行動せずチャレンジできないという事態に陥っている訳です。
この爬虫類脳を上手く使って次は哺乳類脳(猿の脳とも言われています)そして最後に人間脳となるので、いかに脳が複雑で未だに解明出来てないかが分かります。
私は脳についても勉強して頭皮マッサージで脳にも刺激を与えてますが、自分で対処するには、脳は熱に弱く今の情報世界では映像を見たり、目と頭を使うだけで熱が発生してのぼせるので頭全体をヒンヤリと気持ち良く冷やして下さい。
機械が熱を持つとフリーズしたりおかしくなって壊れるのと一緒で脳にも同じ事が起きていて、それで体や精神がおかしくなって痛みや病気として出てる事もあります。
本質は文章じゃ長いですし伝わりにくいので気になる方はご相談下さい。
明日は哺乳類脳について説明しまいますのでお楽しみに。
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