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せっかくがんばってくれている免疫力を駄目にしないことが重要です。
免疫細胞は、ダメージを受けるとすぐに元気がなくなってしまいます。
それだけ免疫力はデリケートなのです。
まずは、免疫力低下の原因を5つは知っておきましょう。
免疫力は加齢によって20歳頃をピークに下がり続ける
「加齢」によって免疫力低下が進む原因は、どのようにしても避けることは不可能です。
それは、白血球の中のNK細胞の働きが加齢により低下してしますからです。
NK細胞といえば、メインでがん細胞などを攻撃してくれる免疫力です。
そのため、高齢になるほどがん患者が増えるのです。
偏った食生活が免疫力低下を招く
免疫力は、タンパク質をメインとして様々な栄養素からできています。
たんばく質は、悪者扱いをされがちである「コレステロール」を作る上でも欠かすことはできません。
このように、タンパク質の不足は要注意です。
免疫力を作る栄養素が不足すると免疫細胞を十分に作ることができなくなり、免疫力は低下してしまします。
また、食物繊維の少ない食事をしていると腸内環境が悪化して免疫力が低下します。
「肉よりも野菜が大切。」だとか「粗食が一番良い。」とかいって野菜ばかりを食べて、肉や油や糖質を欠かすような「偏っ
た食生活」は免疫力を低下させてしまします。
タンパク質や食物繊維の不足に気を付けましょう。
ストレスを感じると免疫力低下を招く
現代社会はやたらとストレス社会となりました。
悲しいとか苦しいとか言ったネガティブな感情により引き起こされるストレスは、NK細胞を破壊して免疫力低下させます。
NK細胞は感情や心の動きに敏感です。
ラットの実験が有名です。
子育て中の母親ラットから子供のラットを引き離すと母親ラットのNK細胞の活性が大きく低下する事が知られています。
また、その母親ラットと元気なラットが一緒にいると元気なラットのNK細胞まで活性が低下してしまいます。
その一方で、楽しいことをして笑うとNK細胞の活性は簡単に向上するのです。
悲しいとか苦しいとか言ったネガティブな感情によるストレスを上手くかわして、楽しいことをして、いつも笑顔でいれば、
免疫力は確実に向上します。
夜型などの不規則な生活が免疫システムを破壊する。
夜型の不規則な生活をしていると免疫力は低下します。
なぜかというと、免疫細胞が自律神経の影響を大きく受けているからです。
過去の調査によると、「深夜型の長距離トラックの運転手」や「時差のある飛行機路線のパイロット」は免疫力が低いことが分かっています。
このような職業の方は、昼と夜が逆転した生活によって自律神経が乱れているからです。
本来の人間は、昼間に活動して、夜は睡眠によって休息するように出来ています。
人間の免疫システムは、そのようなリズムで働く仕組みを持っているのです。
薬に頼りすぎると免疫システムの全体的な仕組みが弱体化する。
そもそも、免疫力は病原菌やウィルスといった人体の敵と戦うために、もともと身体に備わっている機能です。
その的である病原菌やウィルスの方が強くて、免疫力だけでは勝てないこともあります。
そんた時に「薬」が助けてくれるのです。
人体を守るために「薬」は時には大切なものです。
しかし、へいぜいから薬を多用することは、免疫力の「訓練」を怠ることになり、「免疫力」は弱体化してしまいます。
少しでも具合が悪く感じられたらすぐに薬を飲む習慣を持っている人は「免疫力の低下」を招きやすいので要注意です。
特に「抗生物質」は腸内の善玉菌まで殺してしまうので注意が必要です。
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