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第7の栄養素と呼ばれるファイトケミカルをご存じでしょうか。
ファイトは植物を、ケミカルは化合物のことで、植物に含まれる天然の「機能性成分」を指します。
近年研究が進み、明らかにされてきたその数なんと1万種以上。
その中には、老化や病気発症にかかわるとされる活性酸素の除去や、有害物質の排出など様々な健康効果をもたらすものがあり、多くの生活習慣病の予防・改善に役立つことが解明されてきている。
代表的なものに、ポリフェノール、イソフラボン、タウリン、カテキン、リコピンなどがあり、皮と皮周辺に多く含まれ、苦み、渋み、えぐみ、などの主成分となっているものがたくさんある。
野菜や果物を皮ごと、あくの処理などをせずにいただくのがファイトケミカルを最大限に摂取できるコツとなる。にんじん・かぼちゃのβカロテン、しょうがのジンゲロール、にんにくのアリシン、大豆のイソフラボン、トマトのリコピンなどなど。
ファイトケミカルには、免疫力の強化と発がん予防ができる作用がある。
ファイトケミカルを効果的にとる方法として、野菜スープがある。ハーバード大学高橋弘先生が考案した、いのちの野菜スープは、研究成果の結晶として4つの野菜を切って煮るだけ。というシンプルさで有名です。
基本の材料は、一年中安価で購入できるキャベツ、ニンジン、玉ねぎ、かぼちゃの4つの野菜を20分煮込めば完成する。
ファイトケミカルは植物の硬い細胞壁に閉じ込められており、生のままでは摂取しにくい成分です。
ところがスープとして加熱すれば、汁に多く溶け出すことができ最適なのです。
野菜本来のおいしさを楽しみ、食塩や調味料で味付けをせず薄味になれるだけでも健康効果が高まります。
病気・アレルギーと闘える体になる
未病という概念があります。
未病とは、病気になる前の状態。
日々健康で過ごすためには、未病として、病気・アレルギーと闘える身体作りが大切です。
身体作りに欠かせない項目をブログで書いていきます。
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